What I want to inherit「受け継ぎたいもの」

ひと昔前では、夏でも昼間は水遊びをしたり、夕方になれば「夕涼み」を感じて、散歩をしたり、花火をしたりできたものですが、最近は夜になっても本当に暑すぎて、寝ることもままならない夜が続きます。

猛暑、酷暑、ゲリラ雷雨、熱中症警報などなど、年に数回の異常気象と言われた気候が当たり前になってきてしまいました。

2020年に第1子が生まれたことも相まって、「今在る世界を大切に残したい」とより強く思うようになり、自然に負荷をかけないこと、次世代に受け継ぎたいものやことを考えるようになりました。

このシリーズで使っているのはラボで作られた宝石たちです。

1つ目はナクレパール。ボヘミアンガラスから始まり、世界でも有名なプレシオーサ社が開発した人工パールです。

クリスタル(水晶)を核に、真珠層を幾層にもつけることで、シルクのような輝きを実現しています。

2つ目はモアサナイト。こちらもラボで結晶を育て、生み出されています。表面硬度が強く、また靭性についても長けており、さらには、カラーもクリアホワイトなので、身につける人を選びません。

ダイヤモンドが愛されてきたのと同じ理由で、永く受け継いでいく宝石としてオススメです。

地金部分には、永く受け継ぐ素材として、K10またはK18でご用意しています。

 a wear JW では、メンテナンスやお直しなども行いますので、受け継いでいく、というジュエリーの醍醐味のひとつもぜひ体験していただければと思います。

話は遡りますが、20代の頃には、天然石を扱う仕事をしていました。天然石は大地で育まれ、お守りとしての意味を持つものも多く存在しています。
「ムーンストーンとローズクォーツで恋人ができた」というような話も大好きですし、カラフルだったり、個性的だったりする天然石が大好きです。

ただ、そのように大地で育まれたものは、悠久の時を経て、ほんのわずかばかりしかできません。

このシリーズで使われているモアサナイトはもちろん、ナクレパールも、自然界へのリスペクト、研究を経て、生み出された宝石です。想像力、創造力ともに、人間が生み出す力はすごいなと感じます。

a wear JW Director:IKUMU KIN

 

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